社会への対話

忘れちゃいけない大切なことを、余すことなく記録したい。そんな願いからブログを始めました。

第6話【魔法の言葉】

自分の殻を破り、新しきを理解し、成長できる。そのキッカケになる魔法の言葉がある。

『あの人は何であんなに出来るのだろう』

 

僕は考えるのが面倒と感じるたちで、問題点や原因と向き合い、対策を講じるなんて、本当に苦手なのだが、この感情になったときだけ、内面から湧いてくる小さな意欲を感じている。

 

ただ漠然と、あんなふうに変わりたい。本気でやりたい。では、行動につながらない。

自身を正しく成長させる為、どんなことを明らかにしていけばいいのか。分けて考えてみた。

  1. あの人
  2. 何で
  3. あんなに
  4. 出来るのだろう

1の「あの人」は「対象」である。まず対象物をはっきりさせる。

2の「何で」は「理由」だ。要因に対して疑問を持たねばならない。

3の「あんなに」は「量」だ。自分との差、違いを把握している。

4の「出来る」は「状態」だ。自分に望む状態がそれだ。

 

つまり、僕は

  1. 対象
  2. 理由
  3. 状態

が明確な時に、力を出せる可能性が高いということが分かった。

第5話【自分との対話】

 

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元プロサッカー選手の鈴木啓太氏のYOUTUBEにて、同じく元プロサッカー選手で現東大サッカー部監督の林陵平氏と行われた対談を見て、学ぶことがあったので書くに至る。

 

中学時代補欠ながらその後、名門明治大学のエース、プロサッカー選手になれた要因として林さんは『自分との対話』を挙げた。

 

大学時代、なかなか出場機会に恵まれず、このままじゃ絶対プロになれないと、

自分自身を見つめ直し、栄養学・食事を改善することで、身体のパフォーマンスが向上し、安定したプレーに繋がったという。

 

僕はこれを見て聞いて、やはり人が成長する、変わる条件として、自分を理解することが一番重要だと感じた。

どんな一流の考え方や行動を取り入れたところで、現実の自分を通っていなければ意味がない。

なぜなら、目的も性格も適性も体力も筋力も環境も同じ人は誰一人いないから。

 

お前に足りないのはこれだ。これを欠かさず毎日やれ。と言われても、自分がピンと来ていなければ、ただやるだけになる。それでは身につかない。

 

ある程度大人であれば、長年のクセや習慣を変えるのは本当に面倒この上ない。

他人からもたらされるものであれば、自分を変えることなど出来ない。

ある人がカリスマに影響されるのは、そのカリスマが直に働きかけているのではない。

その人の心が反応し、その人自身を変えるのだ。

 

仕事、人間関係、恋愛、メディアやエンターテインメントなど全ては、自分の心が反応することからはじまる。自分たちはその影響を受ける。

自分自身の心を制していれば、自分の取るべき未来を選択できるはず。

逆に自分自身の心を制していなければ、何も決めれずに周りに流されては、その瞬間の快楽の奴隷になる。

 

『自分との対話』が自分の状況を善くする唯一の突破口だと、強く感じている。

第4話【意思決定】

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本日は、スペンサー・ジョンソン氏の著書『1分間意思決定』をまとめます。

この本はビジネス著です。結果の出ない若者が、どのようにして成果を上げるか。

その具体的な手法を、山登りに地図を忘れて来た主人公の青年に対し、山登りのガイドが助言していくというようなストーリー形式となっている。

主人公目線で、どのような考え方で、正しい判断が下せるようになっていくかの成長過程が描かれている。実践的で分かりやすい内容となっている。

 

【正しい決断ができるポイント】

  1. 自分自身がガイド役になる
  2. 本当のことにイエス、幻想にノーと言う
  3. 2つの問いを常に使うこと

問1「実際的な問い」

  • 本当に必要なことに応えているだろうか?
  • 選択肢が分かっているか?
  • 考え抜いているか?

問2「内面的な問い」

  • 自分に正直になっているか?
  • 直感を信じているか?
  • 自分の価値を信じているか?

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問1「実際的な問い」

ー本当に必要なことに応えているだろうか?ー

①「望み」と「必要」を区別する。

望み・・・『自分は何をしたいのか?』

必要・・・『自分は何をすべきなのか?』

※必要とは・・・欠くことが出来ない。成功と満足に不可欠なもの。

 

②必要とする結果を詳細まで考える

③必要なことをかなえることだけを実行する

④自分は必要なことに応えている?・・・イエスなら次へ

 

ー選択肢が分かっているか?ー

①気付いていない選択肢を見つける

選択肢は情報を得ることで見つかる。

※情報・・・事実、意見

②自分は選択肢が分かっている・・・イエスなら次へ

 

ー考え抜いているか?ー

①過去の自分の決断から学ぶ

※このとき自分を責めるのではなく励ます

②必要なことに焦点を絞る

③選択肢を知る

④どんな結果になればいいか分かるまで考える

⑤結果が、必要なことを満たすかどうか照らし合わせる

⑥もっと良い結果、悪い結果になるのはどんなときか予測する

⑦自分は考え抜いている・・・イエスなら次へ

 

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問2「内面的な問い」

ー自分に正直になっているか?ー

①幻想から現実に目をやる・・・真実だと思う偽りを見つける

②他人の意見を聞く

③自問する

・・・これまでの決断と行動を見直したことがある

・・・自分の周囲、内部で起きていること

・・・現実

・・・明白なことに気付いていない

・・・真実を認めていない

④自分に正直になっている・・・イエスなら次へ

 

ー直感を信じているか?ー

※決断を下すときの心理で、結果を予想できる

①自問する・・・不安な気持ち or 好ましい気持ち。

②何が引っかかるのか

③当を得た気分か・・・イエスなら次へ

 

ー自分の価値を信じているか?ー

①自分の価値を信じたとき、この決断でよいのか?

②自問する

・・・これまでの決断と行動を見直したことがある

③自分の価値を信じたとき違う決断にならない・・・イエスなら次へ

 

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さて、この問いを図示やメモで行い、整理出来た上で、

それぞれイエスであれば、その決断は正しい。

もし間違えていても、ここまで明確にしていれば、

次にどこを改善すれば良いかもすぐに分析できる。

 

前回のブレインプログラミングが「目的地を定める」行為なら、

今回の1分間意思決定は「目的地までの進み方」だ。

 

人間の脳は目的が明確に定まっていれば、

聴覚でいうところのカクテルパーティ効果のように、必要な情報のみが無意識に目に留まるらしい。

つまり、気分や行動がフラフラしているうちは、そもそも目的が定まっていない。

ブレインプログラミングからやり直しということだ。

 

第3話【資格試験】

資格試験を7月初旬に控えている。

 

さて、その試験に短い勉強期間で高い確率で合格するには何が必要かを考えてみた。

ポイントは次の5つ

  1. 目的・経緯を2つの視点で
  2. 構成を知る
  3. スケジュールを計画する
  4. 運用するイメージをする
  5. インプットとアウトプットはセット

 

1・目的・経緯を2つの視点で

1つ目はもちろん自分の視点。この資格がなぜ必要なのかを自分自身が一番理解している必要がある。

例えば、仕事を受けるのに必須なのか、仮に必須でないならそれを取るメリットは何かをハッキリさせておく。

試験に通るのが目的なのか、知識量を増やすのが目的なのかで、勉強の仕方は違う。

 

2つ目はその資格が存在する理由だ。制限があるなら、なぜそれが存在するのかも知らなければならない。

それは問題を想定するときに、相手が求めているポイントを掴めることに繋がる。

なぜこんなことを問うのか、その理由が分かれば、言い回しを変えられても振り回されない。

出題者のマインドになれるからだ。

 

2・構成を知る

試験などは科目別に構成されていることが多いと思う。建築なら計画、法規など4~5科目から出題される。

1と同じで、それぞれの役割や意味を理解していることが大切。

覚えるとき、使うときに、頭の中に各科目のボックスがあって、内容が整理されていれば、思い出しやすい。勉強の計画を組むにも、予定が立てやすい。

 

過去問500問とにかくこなすよりも、初めにその中身の構成を把握して、分割し、

整理することで、経験・記憶と照らし合わせやすくなる。また焦ることもなくなる。

 

3・スケジュールを計画する

これは勉強期間中と試験当日のどちらもすべきだ。

どちらも制限時間がある。問題が60問あって制限時間が60分なら、1問を1分以内に導き出してマークシートに記入しなければならない。

また、まともに出来たらでなく、それ以外の細かな作業や不測の事態の想定も大切だ。

名前を書く時間、マークする時間、修正する時間、トイレに行く時間。それらを10分みていたら、実際の考える時間は50秒以内しかない。

40秒を過ぎてもまだ迷うようなら、次の問題に行く選択も必要だ。中には数秒で答えられるものもあるだろうから、数問飛ばしても、あとで解く時間は必然的に残っている。

確実に焦っての自滅行為はなくなる。

上手くいかないのはただの勉強不足ということになる。

 

4・運用するイメージをする

これはシンプルだ。練習なしに本番には成果は出ない。以上

なのだが、練習の頭の中が重要。

使う時をイメージする。本番中をイメージし、その問題を解く。模擬試験と同じことだ。それを一人で出来るなら、資格学校に参加する必要はないんだ。

よくスポーツでも、想像できないことは出来ないというが、それと同じだ。

打席に立って、相手ピッチャーが誰か、その球種・軌道をイメージし、自分のバットがその球をとらえて、走塁に移り、右中間を割ったのを見てベースを回る・・・

いろんなシチュエーションに対して自分の動きを具体的にイメージし、その通りに動く。

いい仕事をするスポーツ選手と会社員も本質は同じなんだ。

 

5・インプットとアウトプットはセット

これは勉強中に、覚える方法。武道の「守・破・離」の考え方にも通ずと思うし、「教えるのが一番覚える」ということと同じ。

 

まず、読んだ内容をノートに書き写すだけでは何の効果もない。かく言う自分はそういう勉強しかしてこなかったが。

読むこと、ノートに書く行為に意味はある。しかし、書き写すのではない。

 

読みながら、その内容の意味、構成を理解する。

次にそれから目を離し、誰かに説明してみる。(頭の中での独り言でもいい)

最後にノートにポイントを書き出し、最初に読んだ内容と照らし合わせる。

 

これで、ある科目の項目に対してインプットからアウトプットを行った結果、その項目を理解できる。もし自分の認識が間違えていれば、正しい内容を理解できる。

 

発展として、守破離の離。自分が出題者になれたら、それはマスターしたと言える。

 

以上だ。

勉強や練習は地味で、面倒なものだ。そして大切なことは決まって面倒なのだ。

面倒だから、大切とされ、有り難いことなのだ。

第2話【ブレインプログラミング】

www.sunmark.co.jp

 

6年ほど前に読んだ本で紹介したい本がある。

『ブレインプログラミング』アラン, バーバラ・ピースという夫婦※が書いた本だ。

※行動学や脳科学に基づいた講座、執筆活動を行っており、夫婦共にコミュニケーションの分野での世界的権威らしい。主な著者に「話を聞かない男、地図が読めない女」がある。

 

さて、一言でこの本を表現すると「情報の整理」だ

新しいと思ったのは、今自分がやりたいこと、取り組むべき事を、本の中で実際に書かせる点だ。

アウトプット→インプットを読みながら行うことで、必然的に学びを活かすことが出来る。学習から実践に移す段階で挫折する人には、まさにうってつけの内容となっている。

 

思考は具現化する。といっても、現代社会においてそれは難しいことだ。

あらゆる情報が交錯し、それらが簡単に得られ、脳は情報収集に依存し、情報を得た時点で快楽物質が放出され、欲求は満たされる。

貴重な情報や、高品質な創造物が、無料もしくは即座に得られることで、重要性は希薄し、自分の目標を高く設定し、持続するのは並大抵のことではない。

 

ブレインプログラミングとは、この世にあふれる何億、何兆もの情報の中から、

自分にとって必要な情報だけを抜き出す作業だ。

それ以上でもそれ以下でもない。

この本に限らず、多くの本で語っているのは、提起した問題に対する解説、事例、対策、根拠の説明がほとんどで、結論や大事なことは、本自体もしくは章の最後あたりに述べるようだ。

結局、伝えたいポイントは一言で完結する場合が多いが、これも例外ではない。

 

当たり前のようなことを当たり前にするのが実は大変難しい。

だからこのような自己啓発本がベストセラーになるのだろう。

しかし、どれも結局伝えたいことは同じではないかと思う。

 

京セラの創業者、稲盛和夫氏の著書「生き方」では、稲盛氏が松下電器の創業者、松下幸之助氏の講演に参加した時のことを回想している。

参加者の多くが経営や成功のコツを聞きたいという中で、松下氏が言った言葉は

成功したいと思い続けるしかない」であった。続けてそんなコツがあるのなら自分が教えてほしいと。

参加者は、なんじゃそりゃというような反応であったらしいが、この言葉に稲盛氏はピンときたらしい。経営の神様でも自分と同じなんだ。同じ悩みを持つ人間なんだ。それが励みになり、その後の大きな成功を収めるに至った。

 

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏も、成功に必要なのは「情熱」「飢えと愚かさ」だと語っている。

 

偉人の言葉を借りたが、人生を好転させる方法の結論は、

目標を設定し、それに向かい続けること」しかないようだ。

 

どんなベストセラーを読んでもおそらく、そこにしか行き着かないし、

その状態が現状の良し悪しを決めると思う。

ブレている、ましてや設定すらもしていなければ、現状が良いはずがない。

 

物事は全てシンプルである。

ただ、多くの人や媒体を介して複雑になっているし、

そもそも人間は難しく考えて、目の前の問題から逃げるための正当性をつくるものだ。

 

自分の目標を常に意識し、向かい続けること。やることはそれしかない。

第1話【初心】

はじめまして、リュウノスケと申します。

このブログはあくまで私個人の日常、経験、考え等を整理するためのものであり、他者へ向けたものではありません。その為、文章も基本的に推敲しませんが、客観視点で自分の表現を確かめたいので、場合に応じて敬語や論文的な言い回しとします。

副産物として、他者にとっても有益なものであれば良いなと言う気持ちです。

宜しくお願いします。

 

では、今回は下記のテーマに沿って話を進めます。

  1. 私について
  2. 直近の目標
  3. 今後扱うテーマ

 

1. 私について(2023年5月23日現在)

・30歳男性

・工業高校→専門学校→フリーター→不動産会社勤務を経て、

 現在意匠系の建築士事務所に勤務。7年目

・資格=運転免許証、木造建築士

・独身彼女なし。彼女いない歴=年齢

・実家暮らし

・手術経験2度あり

不定期でギター弾き語り演奏を行う

 

さて、こんなところか。

通常、上記のような経歴であれば、自虐に走り、嘆き悲観したいものだが、

それ自体が逃げ、自己陶酔だと言われた経験から、これらは武器と捉えるようにする。

伸びしろはあるだろうが、私の保守的で、楽観的、他力本願な部分が、日々の緊張感のなさに繋がり、いまいち成長できていない要因だと分析する。

 

 

2. 直近の目標

・2級建築士試験に合格

・BIMを指導員レベルまでマスターする

・彼女をつくる

・人生観の確立

・親から独立

 

これらの進捗状況について、今後ブログで触れていく予定だ。

 

 

3. 今後扱うテーマ

・ミスが近くにあると緊張感が生まれ、失敗しにくい

・理解できていれば、単語に集約できる

・考えるとは

・土壇場で考えるイメージをする

・相手にとって自分が理解者であれば、話は短くなる

・今自分が何をしているのか、ハッキリさせる

・問題→原因→対策

・難しい物事はないが、難しくさせている

・自分の一分一秒をデザインする

・無知は旅の始まりだ

・無知が恐怖に拍車をかける

・道理を知らなきゃ社会で溺れ死ぬ

・心と行動が一致しなければ必ず失敗する

・行動を起こす前に計画せよ。墨を入れる前に下書きせよ

・相手の意図を理解せずに言葉を聞くな

・常に今の行動を見直すべし

・想定内と予想外

・全てのものに意味がある

・ありがたいと迷惑の違い

・事実が言えないのはなぜ

 

これらは主に上司からもらった助言をまとめたものだ。

2の人生観の確立では、これらを理解し習慣化することを指している。

本質的なことなので、どんな状況にも当てはめて考えることができれば、正しい判断につながる。

それぞれの意味を理解し、次回以降のブログで自分の言葉でシンプルに伝えたい。

 

以上が私の初心だ。

 

☟下記プロフィールにブログ再開の経緯を書いています。

profile.hatena.ne.jp